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米外為市場サマリー:為替介入が意識され一時139円50銭台に軟化

配信日時:2023/05/31 07:57 配信元:MINKABU
 30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=139円79銭前後と前日に比べ65銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=150円08銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高だった。    日本の財務省と金融庁、日銀が30日に国際金融資本市場に関する情報交換会合を開き、会合後に神田真人財務官が「為替相場の過度な変動は好ましくない」「必要があれば適切に対応していく」と述べたことで、為替介入の可能性を意識したドル売り・円買いが優勢となった。この日に米調査会社コンファレンス・ボードが発表した5月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことを手掛かりに下げ渋る場面もあったが、31日に米下院で予定される債務上限法案の採決を見極めたいとしてドル買いは続かず。持ち高調整の動きなどから米長期金利が低下し、日米金利差が縮小したこともドル売り・円買いにつながり、ドル円相場は一時139円57銭まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0735ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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