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午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.395%に上昇
配信日時:2023/05/23 15:38
配信元:MINKABU
23日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言を受け、米金融引き締めの長期化観測が再び強まっていることが影響した。
22日の米長期債相場は7日続落した。同日に米セントルイス地区連銀のブラード総裁が講演で「FRBは年内に政策金利を更に0.5%引き上げる必要があるかもしれない」と述べたほか、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が米CNBCのインタビューで「今の段階では、6月会合での追加利上げもしくは利上げ見送りのどちらも判断が際どく、五分五分だ。重要なのは、われわれの作業は終了したと示唆しないことだ」と強調したことで、米金利の先高観が台頭。これが国内債にも売りを促し、債券先物は軟調な展開となった。加えて、米債務上限問題に対する打開策への期待感も安全資産とされる債券の重荷となったもよう。この日に行われたバイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の協議は合意に至らなかったものの、バイデン大統領が会談後に「デフォルト(債務不履行)は選択肢にないことを確認したうえで、協議を継続する」との声明を発表したことで、市場では交渉に進展があったと受け止める向きが多かった。なお、きょう実施された10年物価連動債の結果は、応札倍率が3.50倍と前回の3.06倍を上回ったが、相場を押し上げるには力不足だった。
先物6月限の終値は前日比14銭安の148円68銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.395%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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