後場の寄り付き概況

後場の日経平均は170円高でスタート、ルネサスやテルモなどが高い

配信日時:2023/05/23 13:10 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31257.20;+170.38TOPIX;2181.99;+6.09


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比170.38円高の31257.20円と、前引け(31286.70円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31260円-31310円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=138.70-80円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高。アジア市況は上海総合指数が前日終値近辺で始まった後は軟調で0.6%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は朝方は堅調だったがその後下げに転じ0.3%
ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが指摘され、相場の先高観が強いことに加え、今日はダウ平均先物が堅調なことも東京市場の安心感となっているもよう。一方、日経平均は昨日までの8日続伸で1900円を超す上げとなっていることから、
高値警戒感がさらに強まり、利益確定売りが出やすいようだ。

 セクターでは、パルプ・紙、輸送用機器、証券商品先物が上昇率上位となっている一方、陸運業、空運業、その他製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ルネサス<6723>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、テルモ<4543>、ニデック<6594>、ファーストリテ<9983>、メルカリ<4385>、三井物<8031>、7&iHD<3382>、三菱商<8058>が高い。一方、楽天グループ<4755>、ダイキン<6367>、オリンパス<7733>、NTT<9432>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、コマツ<
6301>、ファナック<6954>、日立<6501>が下落している。

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