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米外為市場サマリー:米債務上限問題を巡る懸念再燃で一時137円40銭台に軟化
配信日時:2023/05/22 07:19
配信元:MINKABU
19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=137円98銭前後と前日に比べ70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=148円99銭前後と同40銭程度のユーロ安・円高だった。
この日に行われた米債務上限問題を巡る与野党協議に関して、「開始から間もなく共和党側の交渉担当者が突然退出したことで中断された」と報じられたことを受け市場に動揺が走った。報道によると、共和党側の交渉担当者を務めるギャレット・グレイブス下院議員は「まだ合意に至っていない」とし、「生産的でないため、一時的に中断することを決めた」と述べたという。妥結は近いとの見方が後退するなか、先行き不透明感からドル売り・円買いが流入。加えて、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がワシントンで開催された会議で「最近の銀行セクターにおける混乱の余波がFRBに対する利上げ圧力を幾分軽減している」と述べたことによる6月会合での利上げ見送り観測や、米CNNが「イエレン米財務省間が銀行トップとの会合で、一段の銀行合併が必要になる可能性があると語った」と報じたことで地銀の経営不安が意識されたこともドルの重荷となった。足もとでドル高・円安が進んでいたことから週末を控えて持ち高調整や利益確定の動きが出やすかったこともあり、ドル円相場は一時137円43銭まで軟化した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0805ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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