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午前:債券サマリー 先物は続落、リスク許容度上向き長期金利一時0.405%に上昇

配信日時:2023/05/19 11:16 配信元:MINKABU
 19日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(長期金利は上昇)した流れを引き継いだ。日経平均株価がこの日、取引時間としてのバブル崩壊後の高値を更新した。投資家のリスク許容度が上向くなか、債券の買い持ち高を解消する目的の売りを促した。  米国では利上げ停止観測を巡り、ダラス連銀のローガン総裁が否定的な見方を示した。米債務上限問題に対する悲観的な見方も和らぎ、米債には売り圧力が掛かった。更に国内では株高が進み、円債相場の重荷となった。  財務省は午前、額面ベースの発行予定総額を5000億円程度とする流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下)を通告した。市場では無難に通過するとの見方が優勢となっている。  先物6月限は前営業日比21銭安の148円65銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.015%高い0.395%で推移している。一時、0.405%に上昇する場面があった。 出所:MINKABU PRESS

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