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米外為市場サマリー:一時138円75銭台と昨年11月以来の水準に上昇

配信日時:2023/05/19 07:55 配信元:MINKABU
 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円71銭前後と前日に比べ1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=149円39銭前後と同10銭強のユーロ高・円安だった。    この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が24万2000件と3週間ぶりに減少したほか、5月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数がマイナス10.4と前月のマイナス31.3から改善したことで、米景気の底堅さを手掛かりとしたドル買い・円売りが先行。米ダラス連銀のローガン総裁が講演で「6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを停止する論拠はまだ明確になっていない」と述べ、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識されたこともドル買いにつながった。加えて、米債務上限問題を巡って野党・共和党のマッカーシー下院議長が「合意に達する道筋がみえてきた」との見解を示したことも安心感を誘い、ドル円相場は一時138円75銭と昨年11月以来のドル高・円安水準をつけた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0770ドル前後と前日に比べて0.0070ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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