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米外為市場サマリー:米債務上限問題の進展期待で一時137円70銭台に上昇

配信日時:2023/05/18 07:51 配信元:MINKABU
 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=137円68銭前後と前日に比べ1円30銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=149円25銭前後と同1円10銭弱のユーロ高・円安だった。    朝方発表された4月の米住宅着工件数が前月比2.2%増となり、市場予想(1.4%減)を上回ったことを好感したドル買いが先行した。加えて、米債務上限問題を巡る与野党協議が進展するとの期待感を背景に、NYダウをはじめ米主要株価指数が上昇したこともドルの支援材料。この日にバイデン米大統領が「米国は債務不履行(デフォルト)に陥ることはない」と述べたほか、野党・共和党のマッカーシー下院議長も「最終的にはデフォルトは発生しない」との認識を示したことで、投資家がリスク資産を選好する姿勢が強まった。米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は一時137円71銭まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0840ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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