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午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、20年債入札「堅調」で長期金利一時1カ月半ぶり低水準
配信日時:2023/05/17 15:22
配信元:MINKABU
17日の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅続伸した。財務省が実施した20年債入札の結果は「堅調」と受け止められ、投資家の買い意欲が債券需給を引き締めるとの見方が広がった。
20年債入札は、応札倍率が3.69倍となり、前回入札(4月20日)の2.96倍から上昇。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は4銭と、前回(18銭)から縮小した。一定のプラス金利を求める機関投資家の買い需要が示された格好となった。20年債入札に対する期待感から、朝方から先物は底堅く推移していたが、入札結果が伝わると先物は上げ幅を拡大した。
序盤の先物は米債安を受けた売りが先行した。米債務上限問題に対する過度な警戒感が和らいだことに加え、米製薬大手のファイザー<PFE>が巨額の起債を計画していると伝わり、前日の米長期債相場には下落圧力(金利に上昇圧力)が掛かっていた。内閣府が発表した国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで、年率換算で1.6%増と3四半期ぶりにプラス成長となった。堅調な個人消費が裏付けられた格好となったが、債券市場の反応は限られた。
先物6月限は前営業日比27銭高の149円12銭で取引を終えた。午後3時過ぎの現物債市場で、新発10年債利回りは同0.030%低い0.360%で推移している。一時、およそ1カ月半ぶりの低水準となる0.355%をつける場面があった。
出所:MINKABU PRESS
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