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米外為市場サマリー:米景気の下振れ懸念後退で一時136円60銭台に上昇

配信日時:2023/05/17 08:00 配信元:MINKABU
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円39銭前後と前日に比べ30銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=148円16銭前後と同10銭強のユーロ高・円安だった。    この日に米商務省が発表した4月の小売売上高は、前月比0.4%増と市場予想(0.8%増)を下回ったものの3カ月ぶりに増加に転じ、自動車・同部品を除いた売上高は同0.4%増と市場予想と同じだった。また、全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した5月の住宅市場指数が10カ月ぶりに好不況の境目となる50に達したこともあり、市場では米景気の下振れ懸念が後退。米クリーブランド連銀のメスター総裁が講演で追加利上げの必要性に言及したこともドル買いを誘い、ドル円相場は一時136円68銭まで上伸した。ただ、その後は米債務上限問題の先行き不透明感が重荷となるかたちで上値が重くなった。一方、ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が発表した5月の景況感調査(期待指数)が市場予想を下回ったことで、ユーロはドルに対して軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0862ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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