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米外為市場サマリー:日米金利差拡大を手掛かりに一時136円20銭近辺まで上昇

配信日時:2023/05/16 07:56 配信元:MINKABU
 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円12銭前後と前週末に比べ40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=148円01銭前後と同80銭弱のユーロ高・円安だった。    この日にニューヨーク連銀が発表した5月の製造業景気指数は、マイナス31.8と前回のプラス10.8から42.6ポイント低下し、景気減速懸念からドル円相場は135円70銭台に軟化する場面があった。ただ、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁がイベントで「インフレ鈍化に向け金融当局にはやるべき仕事がまだ残されている」との見解を示したほか、米アトランタ連銀のボスティック総裁がインタビューで「年内の利下げは想定しておらず、逆に上げる必要がある」との見方を示すなどタカ派発言が相次ぐなか、米長期金利の上昇を手掛かりとしたドル買いが流入。日米金利差の拡大が意識されるかたちで、一時136円20銭近辺まで強含んだ。一方、ユーロは欧州債利回りの上昇を受けて堅調な展開だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0874ドル前後と前週末に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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