米外為市場サマリー：米追加利上げ観測再燃で１３５円７０銭台に上昇

　１２日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１３５円７０銭前後と前日に比べ１円２０銭弱のドル高・円安。ユーロは１ユーロ＝１４７円２４銭前後と同３５銭程度のユーロ高・円安だった。 　 　この日に米ミシガン大学が発表した５月の消費者態度指数（速報値）は、５７．７と市場予想（６３．０）を下回った。ただ、５年先の物価見通しを示す予想インフレ率は３．２％と前月から０．２ポイント上昇し、２０１１年３月以来の高水準となったことで、市場では米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による追加利上げの可能性が再燃。ＦＲＢのボウマン理事が「米物価圧力が弱まらず、労働市場に鈍化の兆候が見られない場合は金融当局として追加利上げを行い、しばらくの間高水準に据え置くことが必要になる可能性が高い」との見解を示し、米長期金利が上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は１０日の高値１３５円４７銭を上抜けて一時１３５円７６銭まで上伸した。 　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．０８４９ドル前後と前日に比べて０．００７０ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所：MINKABU PRESS

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