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米外為市場サマリー:一時133円70銭台に軟化したあとは切り返す

配信日時:2023/05/12 08:14 配信元:MINKABU
 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円53銭前後と前日に比べ20銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=146円88銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高だった。    米債務上限問題を巡る不透明感や米地銀の経営不安からドル売り・円買いが先行。この日に米労働省が発表した4月の卸売物価指数(PPI)が前月比0.2%上昇と市場予想(0.3%上昇)を下回ったほか、同省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が26万4000件と市場予想(24万5000件)以上に増加したこともあり、ドル円相場は一時133円75銭まで軟化した。ただ、その後は4日につけた直近安値133円50銭が意識されるかたちで切り返し。英イングランド銀行(中央銀行)が0.25%の利上げを決め、市場の予想通りだったことからドルが英ポンドやユーロなど幅広い主要通貨に対して買われやすかったことに加え、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がイベントで「物価上昇圧力は依然として強すぎる」との見解を示したこともドルの支援材料となり、134円60銭近辺まで上伸する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0916ドル前後と前日に比べて0.0060ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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