後場の寄り付き概況

後場の日経平均は64円安でスタート、ディスコや信越化などが下落

配信日時:2023/04/27 12:59 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28351.99;-64.48TOPIX;2024.77;+0.87


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比64.48円安の28351.99円と、前引け(28349.95円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は28340円-28370円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=133.50-60円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が下落して始まった後は上げに転じ0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は前日終値を挟んだ動きで0.1%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。前場の日経平均が28200円台半ばで下値の堅い展開となったことや、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることが東京市場の安心感となっているもよう。一方、明日、植田総裁就任後で初となる日銀金融政策決定会合の結果が発表されることに加え、国内大型連休中となる5月2-3日には米連邦公開市場委員会(FOMC)も開催されることから、これら金融イベントを見極めたいとして、引き続き積極的な買いを見送る向きもあるようだ。

 セクターでは、証券商品先物、倉庫運輸関連、陸運業が下落率上位となっている一方、銀行業、輸送用機器、ゴム製品が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、野村<8604>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、JR西<9021>、ルネサス<6723>、ANA<9202>、信越化<4063>、ニデック<6594>、第一三共<4568>が下落。一方、日東電<6988>、キヤノン<7751>、アイシン<7259>、日立建<6305>、ソニーG<6758>、SHIFT<3697>、シマノ<7309>、コマツ<6301>、オムロン<6645>、デンソー<6902>が上昇している。

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