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午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、長期金利は0.295%に急低下

配信日時:2023/03/13 15:42 配信元:MINKABU
 13日の債券市場で先物中心限月6月限は大幅続伸した。米銀の経営破綻が相次いだことを受けてリスク回避ムードが強まるなか、安全資産と位置付けられる国債に資金を移す動きが広がり、円債相場の支えとなった。  米中堅銀のシリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻を受けて、前週末10日の米国の債券相場は上昇(金利は低下)し、米国の長期金利の指標となる10年債利回りは3.70%に低下した。更に、ニューヨーク州当局が12日、同州に拠点を置くシグネチャー・バンクの事業停止を発表したと伝わった。  金融システムが一段と混乱に向かうとの警戒が強まるなか、日本時間週明け13日の日経平均株価は一時500円を超す下げとなり、リスク性資産の株式の買い持ち高を圧縮し、債券の買い持ち高を増やす投資家の姿勢が強まった。市場が動揺するなかではFRBは大幅な利上げに動けないとの思惑も債券買いを誘う要因となった。  今回の事態を受け、米財務省とFRB、米連邦預金保険公社(FDIC)は共同声明を発表した。預金は全額保護の対象となるほか、FRBは流動性対策として金融機関を対象とする「銀行タームファンディングプログラム(BTFP)」を導入する。悪化した投資家のセンチメントが次第に改善に向かうとの期待感から、午後の債券先物は上げ幅を縮小する場面もあった。  先物6月限は前営業日比57銭高の146円72銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは一時、同0.100%低い0.295%をつけるなど急低下した。 出所:MINKABU PRESS

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