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午後:債券サマリー 先物は反落、重要イベントを前に買い手控え

配信日時:2023/03/06 15:33 配信元:MINKABU
 6日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。米債券高を手掛かりとした買いは朝方で一巡し、国内外の重要イベントを控えるなか次第に売りに押された。  債券先物は朝方に一時146円95銭まで上伸した。米アトランタ地区連銀のボスティック総裁が2日に「3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げが望ましい」と述べたことなどを背景に、3日の米長期債相場が4日ぶりに反発(金利は低下)したことが国内債の支援材料となった。ただ、今週は7日と8日に行われるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言をはじめ、9~10日の日銀金融政策決定会合や10日の米2月雇用統計など重要イベントが相次ぐとあって様子見ムードが広がりやすく、持ち高を一方向に傾ける市場参加者は少なかった。徐々に上値の重さを意識した売りが優勢となり、あす7日に実施される30年債入札を前にしたポジション調整売りなどもあって、午後には146円78銭まで軟化する場面があった。  先物3月限の終値は前週末比8銭安の146円81銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末と同じ0.500%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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