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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利は一時0.505%で取引成立
配信日時:2023/03/03 15:34
配信元:MINKABU
3日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発した。前日の米国債市場で長期債相場は下落(金利は上昇)し、長期金利の指標となる10年債利回りは4%台に乗せた。だがFRBによる利上げが緩やかなものになるとの見方が台頭し、米国の金利上昇が一服したことが円債相場の支えとなった。中心限月の交代が迫り、期先物へのロールオーバーを目的とした取引も影響したとの見方もある。
アトランティック地区連銀のボスティック総裁が、FRBの利上げの影響が今年春以降に本格的に現れる可能性を指摘し、当面は0.25%の緩やかな利上げを支持する考えを示したと伝わった。米国の新規失業保険週間申請件数が減少するなど、強い米経済指標を受けた米金利の上昇を抑制する要因となった。
国内ではこの日、日銀が定例の国債買い入れオペを5本通知した。このうち「残存期間25年超」のオファー額は、前回の1500億円から1000億円に減額された。減額に関しては市場では想定通りとの受け止めもあったもよう。買い入れ結果は「同1年以下」の応札倍率が2.25倍、「同1年超3年以下」が2.23倍、「同3年超5年以下」が2.10倍、「同10年超25年以下」が1.95倍、「同25年超」が2.99倍となった。「同25年超」の結果は弱めと受け止められた半面、それ以外は総じて無難との見方が優勢となり、債券先物への買いを誘う要因となったようだ。
先物3月物の終値は前営業日比26銭高の146円89銭となった。現物債市場で新発10年債利回りは一時、日銀による変動許容幅の上限を上回る0.505%で取引が成立したが、その後は前日比横ばいの0.500%に低下した。
出所:MINKABU PRESS
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