NY市場・クローズ

2日のNY市場は上昇

配信日時:2023/03/03 07:25 配信元:FISCO
[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33003.57;+341.73
Nasdaq;;11462.98;+83.50
CME225;27705;+185(大証比)

[NY市場データ]

2日のNY市場は上昇。ダウ平均は341.73ドル高の33,003.57ドル、ナスダックは83.50ポイント高の11,462.98で取引を終了した。百貨店メーシーズ(M)など一部小売りの好決算を好感した買いが先行。小売企業の過剰な在庫処理が進み、業績回復期待に伴う買いが全体をけん引し、ダウ平均は終日堅調に推移した。一方、週次失業保険申請件数が予想外に減少、さらに、10-12月期単位労働コスト改定値が予想を上回ったため、利上げ長期化の思惑から2年債利回りが2007年来の高水準に達し、ハイテクの重しとなった。ただ、終盤にかけ、アトランタ連銀のボスティック総裁が段階的な利上げを支持し、夏の利上げ停止の可能性を示唆したため、ナスダック総合指数もプラス圏に回復。株式相場は上げ幅を拡大して終了した。セクター別では、ソフトウエアサービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比185円高の27705円。ADR市場では、対東証比較(1ドル136.77円換算)でトヨタ自<
7203>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、デンソー<6902>、資生堂<4911>などをはじめ全般買い優勢となった。 <YN>

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