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米外為市場サマリー:低調な米指標を受け一時135円70銭台に失速

配信日時:2023/03/01 08:00 配信元:MINKABU
 2月28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円17銭前後と前日に比べ2銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=143円99銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高だった。    米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測を背景に、米長期金利が一時3.9%台後半と約3カ月半ぶりの水準まで上昇したことを受けてドル買い・円売りが先行。日米金利差の拡大が意識されるなか、ドル円相場は一時136円92銭まで上伸した。ただ、2月のシカゴ購買部協会景気指数や2月の米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、2月のリッチモンド連銀製造業指数が軒並み市場予想に反して悪化したことが分かるとドル売り・円買いが流入。米長期金利が上昇幅を縮小させたことも重荷となり、135円74銭まで押し戻される場面があった。一方、ユーロは月末に伴う持ち高調整の動きなどから軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0576ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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