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米外為市場サマリー:一時135円10銭まで上伸するも伸び悩む

配信日時:2023/02/20 08:27 配信元:MINKABU
 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円15銭前後と前日に比べ20銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=143円27銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安だった。    今週発表された1月の米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、米インフレの高止まりが意識されるなか、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化を見込んだドル買い・円売りが先行。米長期金利が未明に3.92%と約3カ月ぶりの水準まで上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時135円10銭と昨年12月20日以来およそ2カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。ただ、その後は3連休を控えて持ち高調整のドル売りが出たほか、米長期金利が低下に転じたことが影響するかたちで伸び悩み。米リッチモンド連銀のバーキン総裁が今後の追加利上げについて「経済指標に対応する柔軟性を保てるよう、利上げ幅は0.25%を支持する」と述べ、現時点で大幅利上げの必要性を否定したことも重荷となった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0695ドル前後と前日に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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