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午後:債券サマリー 先物は続落、米金融引き締め長期化警戒受けた米債安が波及
配信日時:2023/02/17 15:37
配信元:MINKABU
17日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落した。FRBによる金融引き締めが長期化するとの見方から、前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが重荷となった。一方、国内では新規の売買材料に乏しく、売り一巡後は膠着感が強まった。
16日に発表された1月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.7%上昇と、市場予想を上回る伸びとなった。クリーブランド連銀のメスター総裁が講演で、経済動向次第で利上げ幅を0.25%から再度、拡大する可能性があるなどと述べ、米債への売りを促した。
円債相場の下値は堅かった。日銀は10年債のうちチーペスト銘柄(先物の決済で受け渡しに最も利用される銘柄)の358回債と、369回債などカレント3銘柄を対象とした固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を通告しており、下値余地の乏しさが改めて意識された。
前日に日銀は国債補完供給オペに関して、10年債のカレント3銘柄のうち、2月27日以降、最低品貸料を0.25%から原則として1.0%に見直すと発表した。市場では債券の空売りを抑止するのが狙いと受け止められている。具体的な銘柄や最低品貸料の水準に関しては、金融市場の情勢などを勘案し、実施のつど決定するという。今回の見直しによる今後の相場への影響を見極めたいとの見方が多く、市場への影響は限られた。
先物3月限は前営業日比10銭安の146円61銭で引けた。現物債市場で、新発10年債利回りは横ばいの0.500%だった。
出所:MINKABU PRESS
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