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午後:債券サマリー 先物は反落、米債券安の影響は朝方で一巡も戻り限定的
配信日時:2023/02/16 15:40
配信元:MINKABU
16日の債券市場で、先物中心限月3月限は4日ぶりに反落。前日の米債券安を受けた売りは朝方で一巡したものの、米金利の先高観は根強く戻りは限定的だった。
15日に発表された米1月小売売上高や米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を上回ったことで、同日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識され、米長期金利は一時3.82%と1月上旬以来の水準に上昇した。この流れが東京市場に波及し、債券先物は朝方に146円56銭まで軟化する場面があった。ただ、日銀が指し値オペなどを通じて金利上昇を抑える姿勢を維持していることが投資家心理を下支えし、その後は下げ渋り。また、政府が日銀の次期総裁候補として国会に提示した植田和男氏の所信聴取が来週にも実施されるとみられ、一方向には持ち高を傾けにくいといった面もあったようだ。この日に実施された5年債入札が強い結果となったことが明らかになると、午後には一時146円74銭まで値を戻した。とはいえ、今晩には米1月住宅着工件数や米新規失業保険申請件数、米1月卸売物価指数(PPI)などが相次いで発表されることから追随買いは広がらなかった。なお、5年債入札の結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)がゼロ銭と前回(1月13日)の3銭から縮小し、応札倍率は3.98倍と前回の3.66倍を上回った。
先物3月限の終値は前日比13銭安の146円71銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ0.500%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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