みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は反落、売り買い交錯で方向感欠く

配信日時:2023/02/15 12:06 配信元:MINKABU
 15日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。売り買いが交錯するなか、方向感に欠ける展開が続いた。  債券先物は小安くスタート。13日に発表された注目の米1月消費者物価指数(CPI)は市場予想以上の上昇となったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長引くとの観測から米長期金利は3.75%台に上昇した。ただ、その後は金融引き締めの長期化は米景気悪化を招くとの見方から時間外米長期金利が低下に転じたことで、国内債券市場は気迷いムード。日銀が残存期間1年超3年以下など4本の国債買い入れオペを通知したことを手掛かりに強含みの場面も見られたが、高値警戒感を背景としたポジション調整売りが上値を抑えた。  午前11時の先物3月限の終値は前営業日に比べ5銭安の146円76銭となった。一方、現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ