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午後:債券サマリー 先物は6日ぶりに反発、超長期ゾーンの流動性供給入札は強めの結果
配信日時:2023/02/13 15:45
配信元:MINKABU
13日の債券市場で、先物中心限月3月限は6日ぶりに反発した。朝方の売りが一巡した後は、株安を受けた買いが入った。残存期間15.5年超39年未満の超長期ゾーン対象の流動性供給入札の結果は強めと受け止められたほか、この日、米長期債相場の下落(金利は上昇)が時間外取引で一服し、米長期金利がやや低下方向に傾いたことも円債相場を下支えした。
前週末10日夕、複数のメディアが、政府が日銀の次期総裁に元審議委員の植田和男氏を起用する人事を固めたと報じた。週明けの東京株式市場では異次元の金融緩和策の修正への思惑が投機筋による先物売りを促し、日経平均株価は一時400円を超す下げとなった。リスク回避ムードが台頭するなか、安全資産と位置付けられる債券への買いが入った。
また、財務省が通告した超長期ゾーンの流動性供給入札は応札倍率が前回よりも上昇するなど、一定の需要を集める結果となった。債券需給を巡る前向きな見方が広がったことも、円債への買いを誘う要因となった。
一方、債券先物は朝方に一時146円30銭まで下落する場面があった。日銀の次期総裁を巡る報道を受け、将来的にイールドカーブ・コントロール(YCC)政策が見直され、長期金利の変動許容幅の上限が撤廃されるとの思惑が広がった。夜間取引で債券先物が下落したほか、米国では経済指標や原油相場の上昇を受けたインフレ長期化懸念が強まり、FRBによる利上げの早期打ち止め期待が後退。前週末の米国の長期債相場の下落(金利の上昇)も円債相場の重荷となった。
先物3月限の終値は前週末比10銭高の146円64銭となった。現物債市場で10年債はまだ売買が成立していない。
出所:MINKABU PRESS
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