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米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時131円60銭台に切り返す

配信日時:2023/02/10 07:55 配信元:MINKABU
 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=131円59銭前後と前日に比べ20銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=141円32銭前後と同50銭強のユーロ高・円安だった。    この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が19万6000件(市場予想は19万件程度)と6週間ぶりに増加したことからドル売り・円買いが先行。米労働需給の逼迫が和らいだことで米金融引き締めの長期化観測がやや後退し、ドル円相場は一時130円35銭まで軟化した。ただ、米30年債入札が低調な結果になったことをきっかけに米長期金利が上昇に転じると、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入。米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁がインタビューで「インフレを確実に2%に戻すには利上げを継続することが重要」と述べたこともドルの支援材料となり、131円65銭まで切り返す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0740ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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