NY市場・クローズ

9日のNY市場は続落

配信日時:2023/02/10 07:20 配信元:FISCO
[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33699.88;-249.13
Nasdaq;11789.58;-120.94
CME225;27395;-205(大証比)

[NY市場データ]

9日のNY市場は続落。ダウ平均は249.13ドル安の33,699.88ドル、ナスダックは120.94ポイント安の11,789.58で取引を終了した。新規失業保険申請件数が予想を上回ったため、労働市場ひっ迫緩和の思惑が強まり、金利低下を好感した買いが先行。しかし、リッチモンド連銀のバーキン総裁が利上げ軌道を維持する必要性を強調し、金利が再び上昇すると、売り圧力が強まり、下落に転じた。終盤にかけて、JPモルガンのダイモンCEOがインフレにおいて勝利宣言するのは時期尚早と発言。さらに、来週予定されている消費者物価指数(CPI)を警戒して金利が一段と上昇すると売りも加速し、下げ幅を拡大して終了。セクター別では、メディア・娯楽での下落が目立った一方、自動車・自動車部品が小幅上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比10円高の27540円。ADR市場では、対東証比較(1ドル131.6円換算)でソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、三井物産<8031>、ブリヂストン<5108>、オリックス<8591>、三菱地所<8802>などが下落した一方、三菱UFJ<8306>、ホンダ<7267>、みずほFG<
8411>、ルネサス<6723>、味の素<2802>などは上昇。全体はやや売り優勢となった。 <YN>

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