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午後:債券サマリー 先物は続落、米債券高を受けた買い続かず
配信日時:2023/02/09 15:39
配信元:MINKABU
9日の債券市場で、先物中心限月3月限は4日続落。前日の米長期債相場は米10年債入札が好調な結果となったことを受けて反発(金利は低下)したが、国内債を押し上げるには力不足だった。
債券先物は朝方の買いが一巡後に軟化。8日に米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言が相次いだことが投資家心理の重荷となっている。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁がイベントで「インフレを鈍化させるため、数年間は金利を景気抑制的な水準に維持する必要があるかもしれない」との見解を明らかにしたほか、FRBのウォラー理事は講演で「金利が一部で現在想定されているより高い水準でより長く維持され、長い戦いになる可能性がある」と金融引き締め継続を示唆した。また、日銀の正副総裁人事を見極めたいとして投資家には動きにくさがあり、先物はジリ安歩調。この日に財務省が実施した10年物価連動債の応札倍率が3.06倍と前回の3.28倍を下回ったことも相場の重荷となった。午後に一時146円45銭まで下押したあとは下げ渋ったものの、手掛かり材料に乏しいとあって戻りは限定的だった。
先物3月限の終値は前日比14銭安の146円69銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.490%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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