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米外為市場サマリー:FRB高官のタカ派発言を受け一時131円50銭台に上昇

配信日時:2023/02/09 08:02 配信元:MINKABU
 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=131円40銭前後と前日に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=140円77銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安だった。    米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が7日のインタビューで「ディスインフレのプロセスが始まった」との認識を改めて示すなど、警戒されたほどタカ派寄りの発言をしなかったことから米金融引き締めの長期化観測が後退するなか、欧州市場ではドル円相場が130円60銭まで軟化する場面があった。ただ、ニューヨーク市場ではニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やFRBのクック理事などのタカ派発言を手掛かりにドル買い・円売りが流入し、一時131円54銭まで上昇。米10年債入札の好調な結果を受けて米長期金利が低下するとドルが伸び悩む場面もあったが、FRBのウォラー理事が講演で「金利が一部で現在想定されているより高い水準でより長く維持され、長い戦いになる可能性がある」と金融引き締め継続を示唆したことがドルを支えた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0712ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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