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午後:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇の流れが波及
配信日時:2023/02/07 15:52
配信元:MINKABU
7日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。米経済の底堅さを背景とした米長期金利の上昇が続くなか、国内債も朝方から売りが優勢だった。
前週末に発表された1月の米雇用統計や米サプライマネジメント協会(ISM)の非製造業景況感指数が強い内容となったことで、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が再燃している。米アトランタ連銀のボスティック総裁が6日のインタビューで、1月の力強い米雇用統計を受けて金融当局が政策金利のピークを従来予測よりも高めに引き上げる必要が生じる可能性が強まったとの認識を示したこともあり、6日の米長期債相場は続落(金利は上昇)した。これを受けて債券先物は寄り付き直後に一時146円67銭まで軟化し、その後は下げ渋る動きとなったものの戻りは限定的。今晩にパウエルFRB議長の発言機会があることから積極的には動きにくいといった様子だった。なお、この日に実施された30年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が15銭と前回(1月11日)の10銭から拡大した半面、応札倍率は3.32倍と前回の3.10倍を上回り、市場では無難と受け止める向きが多かった。
先物3月限の終値は前日比10銭安の146円84銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、一時0.495%と前日に比べ0.005%上昇する場面があった。
出所:MINKABU PRESS
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