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米外為市場サマリー:米金融引き締め長期化観測で一時132円90銭まで上昇

配信日時:2023/02/07 08:04 配信元:MINKABU
 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円66銭前後と前週末に比べ1円50銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=142円28銭前後と同60銭強のユーロ高・円安だった。    前週末3日に発表された米1月雇用統計が強い内容となり、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化観測が再燃するなか、週明けも米長期金利が上昇するとともにドル買い優勢の展開が続いた。また、政府が日銀の黒田東彦総裁の後任人事について雨宮正佳副総裁に就任を打診したとの一部報道を受け、現行の大規模金融緩和策が維持される可能性が意識されたことも引き続き円売りにつながった。ドル円相場は一時132円90銭まで上伸したあとはやや上値が重くなったが、米アトランタ連銀のボスティック総裁がブルームバーグ・ニュースとの電話インタビューで「力強い米雇用統計を受けて金融当局が政策金利のピークを従来予測よりも高めに引き上げる必要が生じる可能性が強まった」との認識を示したことなどが下値を支えた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0726ドル前後と前週末に比べて0.0070ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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