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外為サマリー:131円70銭台で推移、米早期利上げ観測後退で下値堅い

配信日時:2023/02/06 15:14 配信元:MINKABU
 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=131円73銭前後と前週末の午後5時時点に比べて3円10銭強のドル高・円安となっている。  ドル円相場は早朝に132円60銭近辺まで上伸する場面があった。日本経済新聞電子版が6日未明に「政府が日銀の黒田東彦総裁の後任人事について雨宮正佳副総裁に就任を打診したことが5日わかった」と報じたことがきっかけで、現行の大規模金融緩和策が維持されるとの見方からドル高・円安が進んだ。その後、鈴木俊一財務相が「何も聞いていない」と発言したことが伝わるとドル買い・円売りは一服したが、前週末に発表された米1月雇用統計の強い結果を受けて米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ停止観測が後退しているとあってドルの下値は限定的。一時131円50銭台に押されたものの、午後は概ね131円70銭台で推移した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0797ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0100ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円22銭前後と同2円00銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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