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午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.490%に低下

配信日時:2023/02/03 12:03 配信元:MINKABU
 3日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の発言を背景に、2日の欧米市場で債券が買われた流れが波及した。  ラガルド総裁は前日、インフレ見通しについて「短期的にバランスが取れてきている」との認識を示した。これを受けてドイツなど欧州の国債利回りが低下したことが米国債市場に波及。この流れを引き継いだ円債市場でも買い優勢となった。この日の午前に発表された財新による1月の中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことも投資家心理を上向かせ、債券先物は一段と上伸する場面があった。なお、日銀が「残存期間1年超3年以下」など4本対象とする国債買いオペを通知した。  午前11時の先物3月限の終値は前営業日に比べ33銭高の147円12銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前営業日比0.005%低下の0.490%だった。 出所:MINKABU PRESS

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