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米外為市場サマリー:一時128円00銭台に軟化するも下げ渋る

配信日時:2023/02/03 07:56 配信元:MINKABU
 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=128円68銭前後と前日に比べ30銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=140円42銭前後と同1円30銭弱のユーロ安・円高だった。    1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に行われたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見をきっかけに、市場参加者の間にFRBの利上げ終了が近いとの見方が広がるなかドル売り・円買いが継続。米長期金利の低下もドルの重荷となり、ドル円相場は一時128円09銭まで軟化した。ただ、欧州中央銀行(ECB)理事会後の記者会見で、ラガルド総裁がインフレ見通しについて「短期的にバランスが取れてきている」との認識を示すと、利上げペース減速の可能性を意識したユーロ売り・ドル買いが流入するとともに対円でのドル買いに波及し、128円90銭台に下げ渋る場面があった。とはいえ、3日に発表される米1月雇用統計を見極めたいとする向きも少なくなく戻りは限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0910ドル前後と前日に比べて0.0080ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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