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午後:債券サマリー 先物は続伸、朝方の買い一巡後は伸び悩む
配信日時:2023/02/02 15:34
配信元:MINKABU
2日の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。前日の米債券高(金利は低下)を受けた買いは朝方で一巡し、その後は上げ幅が縮小した。
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、0.25%の利上げが決まり、声明文では政策金利の先行きについて「継続的な引き上げが適切」との表現が維持された。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が記者会見でインフレが緩和し始めているという認識を示したことから、同日の米市場ではFRBの利上げ終了が近いとの見方が台頭。米長期金利の低下が東京市場に波及し、債券先物は寄り付き直後に147円09銭をつける場面があった。とはいえ、市場はある程度織り込んでいたとみられ、追随買いは広がらず伸び悩み。時間外取引で米長期金利の低下が一服したことも上値の重さにつながった。午後に入り、この日に実施された10年債入札の結果が弱めと受け止められると、先物は一時146円69銭とマイナス圏に沈んだ。その後は持ち直したものの、今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会やあすの米1月雇用統計を控えて買いは限定的だった。なお、10年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が10銭と前回(1月5日)のゼロ銭から拡大し、応札倍率は4.61倍と前回の4.76倍を下回った。
先物3月限の終値は前日比7銭高の146円79銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.495%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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