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〔情報BOX〕パウエル米FRB議長の会見要旨

配信日時:2023/02/02 06:19 配信元:REUTERS

[1日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は1月31─2月1日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.50─4.75%とした。

パウエルFRB議長がFOMC後に行った会見の内容は以下の通り。

*過去1年、われわれは力強い行動を取った

*多くの措置を講じたが、全面的な効果はまだ感じられない

*なお取り組むべきことが多くある

*十分に制約的なスタンスとなるために、継続的な利上げが適切と引き続き想定

*制約的なスタンスをしばらくの間維持することが必要となる公算大

*経済は昨年、大幅に減速した

*消費者支出は抑制されているもよう

*住宅市場の活動減速が継続

*賃金の伸びは高止まり

*雇用市場は極めてタイトな状況

*雇用の伸びは堅調

*雇用の増加ペースと名目賃金の伸びは鈍化も、労働市場は依然均衡を欠く

*労働需要は供給を著しく上回る

*インフレは目標を大幅に超えている

*過去3カ月のインフレ指標、利上げペースの減速が適切であること示す

*インフレが鈍化傾向にあると確信するにはさらにかなり多くの証拠が必要

*長期インフレ期待は引き続き抑制されているが、自己満足の根拠とはならず

*高インフレによる打撃を強く認識

*インフレがFRBの二大責務の双方に及ぼすリスクを注視

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