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米外為市場サマリー:米雇用コスト指数の鈍化を受け一時129円70銭台に軟化

配信日時:2023/02/01 07:52 配信元:MINKABU
 1月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=130円09銭前後と前日に比べ30銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=141円32銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高だった。    この日の朝方に米労働省が発表した22年10~12月期の雇用コスト指数の伸び率が前期から鈍化したことで、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが減速するとの見方が台頭。米長期金利が低下するとともに、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが先行した。また、米調査会社コンファレンス・ボードが発表した1月の米消費者信頼感指数が2カ月ぶりに低下したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時129円75銭まで軟化した。ただ、2月1日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエルFRB議長の会見などを控えて一方向には持ち高を傾けにくく、売り一巡後は下げ渋った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0863ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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