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米外為市場サマリー:米物価指標の減速を受け一時129円50銭台に軟化

配信日時:2023/01/30 07:56 配信元:MINKABU
 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=129円88銭前後と前日に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=141円15銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高だった。    この日に米商務省が発表した22年12月の個人消費支出(PCE)物価指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比4.4%上昇し、市場予想と一致した。ただ、上昇率が11月の4.7%から減速したことで、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースの鈍化思惑が広がり、ドル円相場は一時129円56銭まで下押した。その後は同日の東京市場でつけた129円50銭が意識されるかたちで下げ渋ったが、1月31日~2月1日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているとあって戻りは限定的だった。一方、欧州中央銀行(ECB)の利上げ継続観測から買われていたユーロは、週末を前に持ち高調整の売りが出やすかった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0868ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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