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午後:債券サマリー 先物は反発、40年債入札結果は強め

配信日時:2023/01/26 15:47 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。前日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことや、この日に実施された40年債入札の好結果が支援材料となった。  このところ一部報道をきっかけに、米連邦準備理事会(FRB)が利上げ休止を議論し始めるとの観測が浮上している。25日にはカナダ銀行(中央銀行)が利上げ幅を0.25%(前回は0.5%)に縮小するとともに、利上げを一時停止する可能性を示し、市場では来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも同様の示唆をするのではとの思惑が広がっている。こうしたなか、前日の米長期金利が低下したことが追い風となり、債券先物は買い優勢でスタート。40年債入札の応札倍率が2.55倍(前回は2.35倍)となったことが分かり、強めの結果と受け止められると、午後には147円62銭まで上伸する場面があった。ただ、日銀が追加の金融緩和策の修正を見送ってから買い戻しが続いていたことから持ち高調整の売りも出やすく、引けにかけては伸び悩んだ。  先物3月限の終値は前日比6銭高の147円40銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.025%上昇の0.460%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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