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午後:債券サマリー 先物は続落、午後に入ってマイナス圏に沈む

配信日時:2023/01/25 15:49 配信元:MINKABU
 25日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。前日の米債券高(金利は低下)を受けて反発して始まったものの追随買いは広がらず、午後に入るとマイナス圏に沈んだ。  前日の米長期金利の低下は、同日に米S&Pグローバルが発表した1月の米購買担当者景気指数(PMI、速報値)が総合で46.6と前月から1.6ポイント上昇し、4カ月ぶりに前月を上回ったことが背景。また、一部報道をきっかけに米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げを休止するとの観測がくすぶっていることも米債の買い手掛かりとなった。これを受けた東京市場の債券先物は朝方に147円52銭まで上伸したが、日銀が追加の金融緩和策の修正を見送ってから続いていた買い戻しが一巡していることなどから上値は重く伸び悩み。この日は中長期債・超長期債を対象とした国債買いオペが実施されたが、相場を押し上げる材料には至らなかった。時間外取引で米長期金利の低下が一服したことや、あす26日に財務省による40年債入札を控えていることも重荷となり、午後には147円29銭まで軟化する場面があった。  先物3月限の終値は前日比5銭安の147円34銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.030%上昇の0.435%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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