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米外為市場サマリー:日銀の政策修正思惑の後退で一時130円60銭台に上昇

配信日時:2023/01/23 07:49 配信元:MINKABU
 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=129円60銭前後と前日に比べ1円20銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=140円68銭前後と同1円60銭弱のユーロ高・円安だった。    日銀の黒田東彦総裁がこの日、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)のパネル討論で「2%の物価目標を安定的、持続的に達成するため現在の極めて緩和的な金融政策を継続する」と述べたことで、日銀の更なる政策修正の思惑が後退。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が意識されたこともあり、ドル円相場は一時130円61銭まで上伸した。ただ、戻り売りに上値を抑えられたほか、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が講演で「次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げを希望する」と明言したことが重荷となった。一方、欧州中央銀行(ECB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方などからユーロの買いが目立った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0856ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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