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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.400%に低下

配信日時:2023/01/20 15:57 配信元:MINKABU
 20日の債券市場で、先物中心限月3月限は5日続伸。朝方は弱含む場面もあったが、日銀が追加の政策修正を見送ってからの買い戻し基調が続き切り返した。  債券先物は寄り付き直後に一時146円39銭まで軟化した。19日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が3週連続で減少し、労働需給の逼迫が示されたことから米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを継続するとの見方が広がり、同日の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことが国内債に影響した。ただ、18日に発表された日銀金融政策決定会合の結果を受けた買い戻しが続いているほか、前日に財務省が実施した20年債入札が強い結果だったことが投資家心理を支え、朝方の売り一巡後は切り返し。また、この日は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同25年超」を対象にした国債買いオペが行われ、総じて強めの結果となったことも買い手掛かりとなり、午後には147円25銭まで上伸する場面があった。  先物3月限の終値は前日比50銭高の147円00銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.400%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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