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FRB当局者、適切な金利水準を模索 米経済の軟着陸の可能性指摘
配信日時:2023/01/20 08:07
配信元:REUTERS
[ワシントン/シカゴ 19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード副議長は19日、米経済は雇用を大きく失うことなく、インフレ率を低下させる「ソフトランディング(軟着陸)」に移行する可能性が高まっていると指摘し、インフレ抑制に十分な金利水準をFRBは「模索」していると述べた。
シカゴ大学での講演で、製造業の著しい弱体化や個人消費の減速、2023年の控えめな成長を示す他のデータを指摘した上で「インフレは緩やかな成長を背景に過去数カ月にわたり鈍化している」と指摘。FRBが昨年実施した積極的な利上げの影響はまだ完全には現れていないとした。
「われわれは制限的領域に入っている」とし、インフレ率がFRB目標の2%に戻ると確信できる十分な金利水準を模索していると説明した。
さらに、12月のFOMCで利上げ幅を縮小した際に用いた「論理」は「現時点でも当てはまる」とした。
12月のFOMCでFRB当局者は、政策金利は少なくとも5.1%まで上昇する必要があることを示唆した。一方、金融市場はFRBが5%をわずかに下回る水準で利上げを停止するとの見方を織り込んでいる。
ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、FRBはおそらく5%を「やや上回る」水準に政策金利を引き上げ、その後一定期間、同水準を維持する必要があるとの見方を示した。
同時に利上げペースを緩めることが適切だと指摘。「現在の局面でより慎重な金利調整を行うことで、金融政策が現在直面している相反するリスク、すなわち、われわれの行動が物価安定回復に向け不十分なリスクと、われわれの行動が実体活動および雇用に対し不必要な打撃をもたらすリスクに対応することが一段と可能になる」と説明した。
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