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午後:債券サマリー 先物は続伸、20年債入札は強い結果に

配信日時:2023/01/19 15:34 配信元:MINKABU
 19日の債券市場で、先物中心限月3月限は4日続伸。日銀金融政策決定会合の結果を受けた買いが続いたほか、この日に実施された20年債入札の強い結果も支援材料となった。  債券先物は前日に大幅高した反動で小安く始まったものの、日銀が追加の政策修正を見送ったことによる買い戻しが継続するかたちで切り返し。18日に発表された米経済指標がインフレ鈍化と景気減速を示す内容となったことで、米金融引き締めペースが和らぐとの見方から同日の米長期債相場が反発(金利は低下)したことも国内債の追い風となった。前日の高値(146円65銭)に接近すると上げの勢いがやや鈍ったが、午後は20年債入札の好結果を手掛かりに一時146円60銭まで上伸。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭と前回(22年12月15日)の23銭から縮小し、応札倍率が3.36倍と前回の2.90倍を上回ったことで、投資家の順調な需要が好感された。  先物3月限の終値は前日比37銭高の146円50銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.410%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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