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午前:債券サマリー 先物は続伸 長期金0.505%に上昇

配信日時:2023/01/17 12:33 配信元:MINKABU
 17日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。日銀による臨時国債買い入れオペの通知がなかったことなどが影響し一時前日終値同値の144円64銭に軟化する場面も見られた。 債券先物は買い先行でスタートしたが、しばらく買いが続かない展開となった。16日の米市場はキング牧師誕生日の祝日で休場だったものの、時間外取引で米長期金利が強含み(価格は安い)で推移したほか、日銀の臨時国債買い入れオペの通知がなかったことが円債相場の重荷となった。現物債市場で新発10年債の利回りが、3営業日連続で日銀が許容する変動幅の上限「0.5%程度」を上回って推移しており、17~18日に開かれる金融政策決定会合で更なる政策修正への思惑が根強い。ただ、政策修正への織り込みが進んでいる見方もあり、一段と売り込む動きは乏しかった。なお、この日は流動性入札(残存期間5年超15.5年以下)が実施される。  午前11時の先物3月限の終値は前営業日に比べ12銭高の144円76銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前営業日比0.005%上昇の0.505%だった。 出所:MINKABU PRESS

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