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午後:債券サマリー 先物は反発、日銀の金利上昇抑制姿勢が支え

配信日時:2023/01/16 15:36 配信元:MINKABU
 16日の債券市場で、先物中心限月3月限は5営業日ぶりに反発。日銀が金利上昇を抑制する姿勢をみせていることが堅調地合いにつながった。  債券先物は寄り付き直後に一時144円25銭まで軟化したものの、前週末にかけて大きく値を下げていたとあって売り一巡後は買い戻しが流入。日銀が10時過ぎに前週末に予告していた臨時の国債買いオペと、指定した利回りで無制限に買い入れる「指し値オペ」を通知すると買い安心感が広がり、午後には144円82銭まで上伸する場面があった。ただ、現物債市場で新発10年債の利回りが、2営業日連続で日銀が許容する変動幅の上限「0.5%程度」を上回って推移する場面がみられるなど、17~18日に開かれる日銀金融政策決定会合での更なる政策修正への警戒感は根強く、一段と上値を買い上がる勢いには乏しかった。  先物3月限の終値は前週末比23銭高の144円64銭となった。一方、10年債の利回りは一時0.510%まで上昇し、その後は0.500%(前週末と同じ)で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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