９日の米株式市場の概況、ＮＹダウ下落もナスダック上昇と高安まちまち

　９日の米株式市場では、ＮＹダウが前週末比１１２．９６ドル安の３万３５１７．６５ドルと反落した。 　 　ＮＹダウは、前週末６日に７００ドル高と急伸したことから、この日は利益確定売りが優勢となった。ただ、米長期金利低下を受けハイテク株は堅調でナスダック指数は上昇と高安まちまちだった。６日に発表された米１２月雇用統計では賃金上昇率が鈍化し金融引き締め鈍化に対する期待が膨らんだ。この流れを受け、この日も一時ＮＹダウは３００ドルを超す上昇となったが、上値では売りに押された。メタ・プラットフォームズ＜META＞やネットフリックス＜NFLX＞が安く、ボーイング＜BA＞やロッキード・マーチン＜LMT＞が値を下げた。エクソン・モービル＜XOM＞やJPモルガン＜JPM＞が軟調だった。半面、テスラ＜TSLA＞が高く、アップル＜AAPL＞やマイクロソフト＜MSFT＞、アマゾン＜AMZN＞が堅調。エヌビディア＜NVDA＞や台湾積体電路製造（TSMC）ADR＜TSM＞も値を上げた。 　ナスダック総合株価指数は、同６６．３５６ポイント高の１万０６３５．６５０と続伸した。 出所：MINKABU PRESS

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