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米外為市場サマリー:米利上げペース鈍化観測で一時131円50銭台に軟化

配信日時:2023/01/10 07:49 配信元:MINKABU
 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=131円88銭前後と前週末に比べ20銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=141円53銭前後と同90銭強のユーロ高・円安だった。    前週末6日に米労働省が発表した22年12月の雇用統計で平均時給の伸び率が鈍化したほか、同日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した12月の非製造業景況感指数が市場予想以上に落ち込んだことを受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが鈍化するとの見方からドル売り・円買いが優勢だった。また、ニューヨーク連銀が9日に発表した12月の消費者期待調査で短期的なインフレ率が鈍化し、米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時131円50銭台まで下押す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0730ドル前後と前週末に比べて0.0080ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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