寄り付き概況

日経平均は64円高でスタート、レーザーテックやファーストリテなどが上昇

配信日時:2022/12/26 09:41 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26299.54;+64.29TOPIX;1900.36;+2.42


[寄り付き概況]

 12月26日の日経平均は前週末比64.29円高の26299.54円と反発でスタート。23日の米国市場でダウ平均は176.44ドル高の33203.93ドル、ナスダックは21.74ポイント高の10497.86で取引を終了。寄り付きは下落したが、売りが一巡すると買い戻しの動きも見られた。12月ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が改善したことは相場のサポート材料となったが、11月PCEコアデフレータは連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を和らげるほどではなく、根強い景気後退への懸念から上値が重い展開となった。
また、長期金利の上昇がハイテク株の重石となった。主要株価指数は小幅に反発し、ダウ平均は週を通じて上昇となったが、ナスダックは3週連続の下落に。シカゴ日経225先物は大阪比65円高の26215円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はやや買いが先行。先週の大幅な下落に対する自律反発といったところで寄り付き後に上げ幅を3桁に広げた。ただし、26日は米国のほか主要な株式市場がクリスマスの振替で休場となることから、海外勢のフローは限られ薄商いになると見込まれている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、トヨタ<7203>、川崎汽船<9107>、ニトリHD<9843>などが上昇する反面、三菱UFJ<8306>などメガバンクが下落。業種別では、鉱業、石油石炭、海運などが上昇率上位で推移。

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