みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は反落、米債券安などが影響

配信日時:2022/12/23 12:12 配信元:MINKABU
 23日午前の債券市場で、先物中心限月23年3月限は反落。米経済の底堅さを背景に米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長引く見方が広がるなか、22日の米債券相場が軟調だったことが影響した。  債券先物は小動きでスタートしたが、次第に売り優勢となった。前日の米商務省が発表した7~9月期実質国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正された。個人消費と企業の設備投資の上振れが要因で、これを受けた同日の米長期金利が上昇し、時間外取引でも堅調に推移していることが重荷となった。また、総務省がきょう発表した11月の全国消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.7%上昇した。これを受けて、日銀による追加的金融政策の修正を警戒する動きもあった。  午前11時の先物3月限の終値は前営業日に比べ13銭安の146円12銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.400%だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ