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午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.450%に上昇

配信日時:2022/12/21 12:01 配信元:MINKABU
 21日午前の債券市場で、先物中心限月23年3月限は続落。寄り付き直後には146円45銭まで上昇する場面があったものの、買い一巡後はマイナス圏に転じた。  債券先物は買い先行でスタート。日銀が前日まで開いた金融政策決定会合で、長期金利の許容変動幅拡大を決めた。発表は後場寄り付き直前だったこともあって、前日の東京市場で株安・円高・金利上昇とサプライズを受けるかたちとなった。ただ、債券先物は前日の急落とあって押し目買いが入りやすかったほか、日銀が「残存期間5年超10年以下」を対象に0.5%の利回りで無制限に購入する「連続指値オペ」を通知したことも下支えとなった。とはいえ、この日は財務省が実施する流動性供給入札(残存期間15.5年超39年未満)の結果を見極めたいとして買いが続かなかった。  午前11時の先物3月限の終値は前営業日に比べ9銭安の146円05銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前営業日に比べ0.040%上昇の0.450%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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