注目トピックス 日本株
DEAR・L Research Memo(7):健全な財務基盤が強み。自己資本比率が高く資金調達余力は十分
配信日時:2022/12/16 15:07
配信元:FISCO
■業績動向
2. 財務状況と経営指標
ディア・ライフ<3245>の2022年9月期末の総資産は前期末比8,719百万円増の36,457百万円と前期末から資産規模が拡大した。そのうち流動資産は8,379百万円増であり、現金及び預金が5,166百万円、販売用不動産が3,454百万円増加したことが主な要因である。リアルエステート事業における不動産の売却が進捗したことで、現金及び預金が増加した。固定資産は340百万円増と大きな変化はなかった。
負債合計は前期末比3,071百万円増の15,198百万円となった。そのうち流動負債は484百万円増であり、未払法人税等の増加などが主な要因である。固定負債は2,586百万円増であり、不動産の仕入により長期借入金が2,298百万円、社債が170百万円それぞれ増加したことが主な要因である。純資産合計は同5,648百万円増の21,259百万円となった。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を4,199百万円計上した一方で、剰余金の配当を1,132百万円行ったことなどによる。
経営指標では、流動比率770.1%と安全性の目安である200%を大きく超え、短期の安全性は非常に高い。自己資本比率も57.2%と、業界水準(不動産業は30%前後)を大きく上回っており、中長期の安全性にも秀でる。財務内容が健全なため、金融機関からの信頼が厚く、資金調達力につながっていると評価できる。効率性・収益性の観点では、ROE(自己資本当期純利益率)で20%を超え、在庫回転率(売上高÷販売用不動産、仕掛含む)で450%に達しており、圧倒的な経営効率が証明されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<NS>
2. 財務状況と経営指標
ディア・ライフ<3245>の2022年9月期末の総資産は前期末比8,719百万円増の36,457百万円と前期末から資産規模が拡大した。そのうち流動資産は8,379百万円増であり、現金及び預金が5,166百万円、販売用不動産が3,454百万円増加したことが主な要因である。リアルエステート事業における不動産の売却が進捗したことで、現金及び預金が増加した。固定資産は340百万円増と大きな変化はなかった。
負債合計は前期末比3,071百万円増の15,198百万円となった。そのうち流動負債は484百万円増であり、未払法人税等の増加などが主な要因である。固定負債は2,586百万円増であり、不動産の仕入により長期借入金が2,298百万円、社債が170百万円それぞれ増加したことが主な要因である。純資産合計は同5,648百万円増の21,259百万円となった。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を4,199百万円計上した一方で、剰余金の配当を1,132百万円行ったことなどによる。
経営指標では、流動比率770.1%と安全性の目安である200%を大きく超え、短期の安全性は非常に高い。自己資本比率も57.2%と、業界水準(不動産業は30%前後)を大きく上回っており、中長期の安全性にも秀でる。財務内容が健全なため、金融機関からの信頼が厚く、資金調達力につながっていると評価できる。効率性・収益性の観点では、ROE(自己資本当期純利益率)で20%を超え、在庫回転率(売上高÷販売用不動産、仕掛含む)で450%に達しており、圧倒的な経営効率が証明されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<NS>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
